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ゲーム制作会社(クライアント)より作品内のサウンド制作(効果音もあり)の委託を受けた場合、効果音ライブラリの使用に関してクライアントが別途手続き(別途許諾ライセンスの取得等)をする必要はありますか?

  • FAQ No.:279
  • FAQ区分:効果音
  • 更新日:06.11.29
製品をご購入いただいた正規ユーザ様に限り、製品の中に収録されているサウンドをご使用いただくことが許諾されております。ここで言う「使用」とは、製品のサウンド素材(製品のサウンド素材を用いてお客様が制作した素材も含む。以下サウンド素材といいます)が、お客様の制作作品の中にミックスされており、サウンド素材単独を取り出すことができない状態を示します。以上のような状態でクライアント様にコンテンツを納品するのであれば、クライアント様の方で別途ライセンスを取得いただく必要はございません。
また、サウンド素材は映画やテレビCMなど、時間同期を伴うコンテンツの制作を対象としてライセンスフリーでお使いいただくことが認められております。従ってご質問にあるように、"効果音"というコンテンツを制作するためにサウンド素材を使用するという場合、単独の効果音を制作するという用途だけであれば、この場合のコンテンツに"時間同期性"はありませんので、製品のライセンスで認められている要件を満たさないこととなります。しかし、お客様が例えばゲームの時間軸に沿って制作した効果音を"割り当てる作業"も同時に行うのであれば、それにより出来上がるコンテンツは"時間同期性"有りと見なすことができるので製品のライセンス範囲を満たすものとなります。なお、ゲームコンテンツの場合、サウンドファイルはリソースに書き出すなど、サウンドファイル単独で取り出せない状態することが「使用」の要件となりますのでご注意ください。

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